消防活動において、バックアップ隊員の役割は非常に重要です。
ここでは、バックアップ隊員の動き方を解説し、現場活動をより安全で迅速に行うポイントを紹介します。
バックアップ隊員は常にノズル隊員と逆の動きをする


火災現場でのホース進入時、バックアップ隊員はノズル隊員の後ろをそのままついて行くのではなく、必ず逆方向に動くことが重要です。
例えば、角を曲がる際には、ノズル隊員が右に曲がる場合、バックアップ隊員は左に移動します。
このように動くことで、以下の利点があります。
• ホースに余裕ができ、ホースが絡まるのを防ぐ。
• ホースラインが真っ直ぐに維持され、ノズル隊員が放水操作をスムーズに行える。
ドア通過時の注意点

火災現場でのドアは特に危険な場所です。
ドアを通過する際は、できる限り迅速に移動し、入口付近にはとどまらないようにしましょう。
これは、室内の熱気や煙がドアを通じて外に流れ出し、入口付近が最も熱くなるためです。
具体的な注意点:
• ドアを通過したら速やかに左右どちらかに移動する。
• ドア付近の高温エリアに長時間とどまらない。
まとめ
バックアップ隊員がノズル隊員の動きとは反対方向へ動くことで、安全で効率的な消火活動が可能になります。
現場では常にこれを意識し、チーム全体の活動をよりスムーズで安全なものにしましょう。
バックアップ隊員の動きをマスターすることで、消防活動の質が大きく向上します。