2025-04

火災科学

煤(すす)は「不完全燃焼」のサインだった!

冬になるとストーブや薪ストーブ、焚き火など「火」を扱う機会が増えてきます。その際に気になるのが「煙」や「煤(すす)」の存在です。一見ただの汚れに見える煤ですが、実はそれ、「燃焼がうまくいっていない」という重要なサインかもしれません。この記事...
ロープレスキュー

グリヨン ロープランヤード

グリヨン ロープランヤード は、高所作業やレスキュー活動で作業者の体勢を安定させ、安全を確保するために設計されたロープ式ランヤードです。作業環境に応じて適切に長さを調整でき、快適かつ安全に作業できるようになっています。この記事では、グリヨン...
火災調査

火災原因調査【実践編パート3】

火災調査実務「床面掘削」から「焼損物の復原」までを丁寧に解説。火元特定のための観察ポイントや安全な作業手順、警報器の確認方法も詳しく紹介。■ 床面付近までの掘削作業火災現場では、出火室内に落下した瓦、天井材、壁の崩落片、さらには上階から落ち...
セーフティ&サバイバル

コークスクリューロワー

【消防救助技術】コークスクリューロワーとは?螺旋階段での垂直搬送テクニックを解説コークスクリューロワー(corkscrew lower)は、複数階にまたがる建物内で要救助者を安全かつ効率的に階下へ搬送するための高度なロープ救助技術です。特に...
火災調査

火災原因調査【実践編パート2】

1. 現場調査開始時の準備現場調査の開始にあたっては、安全確保と調査の正確性を両立させるため、事前準備を徹底することが重要です。現場内の明るさが不十分な場合は、蛍光灯や投光器などの照明器具を設置し、全体の視認性を確保します。とくに夜間調査や...
交通救助

交通救助現場における安全確保と車両・パイロン配置の基本

交通救助(交通事故対応)時の安全確保は、消防士にとって最も重要な任務の一つです。事故の二次被害を防ぎ、安全かつ円滑な活動を行うためには、現場到着直後の初動と配置がカギとなります。以下では、パイロン(コーン)の設置方法や消防車・救急車の配置、...
火災調査

火災原因調査【実践編パート1】

1. 関係者からの情報収集(初動聴取)出火時に現場にいた人物(火元責任者・出火責任者)からの事情聴取  火災発生時の状況、異常の有無、火気や電気機器の使用状況、在宅人数、避難状況などを聴取。  ※第一発見者の証言は出火位置を特定する重要情報...
セーフティ&サバイバル

ヘッドファースト・ラダーベイルアウト(Head First Ladder Bail Out)

火災や緊急時の脱出手段として、「ヘッドファースト・ラダーベイルアウト」 は非常に重要なスキルの一つです。この技術は、窓から素早く安全に脱出するために使用されますが、誤った方法で実施すると重大な事故につながる可能性があります。ここでは、正しい...