経鼻エアウェイの使用方法
適切なサイズの選定
- 患者の鼻孔を視覚的に確認し、鼻孔よりわずかに小さい直径のエアウェイを選択します。

- エアウェイの長さは、患者の鼻先から耳たぶの先端または顎の角までを測定して決定します。

準備
- ラバーのワッシャー(またはグロメット)を前後にスライドさせます。
- エアウェイの先端部分に水または水溶性の潤滑剤を塗布します。

挿入
- 右の鼻孔に挿入する場合:
- 鼻咽頭の正常な解剖学的曲線に沿うように、斜めの部分を中隔に向けて挿入します。
- 鼻の床に沿ってエアウェイを咽頭に向けて導きます。

- 左の鼻孔に挿入する場合:
- エアウェイを逆さにし、斜めの部分が中隔に沿ったままになるように挿入します。
- エアウェイが鼻咽頭に到達したら、再度180度回転させ、鼻咽頭の正常な解剖学的曲線に沿って挿入し続けます。

位置の確認
- エアウェイが所定の位置にあることを確認します。
- 最後に、十分な空気交換ができているかを確認します。

この手順を遵守することで、経鼻エアウェイの挿入が安全かつ効果的に行えます。
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