刺さった物体の対処方法

救急

刺さった物体に対処する手順をわかりやすく説明します。

1. 安全の確保

  • 最初に確認: 自分と患者の周囲の安全を確認します。

2. 物体を動かさない

  • 物体をそのまま: 刺さった物体は決して取り除かないようにします。取り除くと、出血が増す可能性があります。

3. 物体の固定

  • 患者の手を離す: 患者が物体を持っている場合、手を離すように促します。
  • 補助を呼ぶ:補助者に物体を支えてもらう。

4. 傷口の露出

  • 服を切る: 物体の周囲の服や衣類を切って、傷口を露出させます。物体を動かさないよう注意します。

5. ガーゼの配置

  • ガーゼを詰める:
  • 傷口の両側にガーゼを詰めます。物体の2/3までガーゼを詰めるようにします。
  • 反対方向にも同様に2つのガーゼを配置します。

6. 包帯の巻き方

  • 包帯を巻く:
  • 物体に圧力をかけないように、包帯を巻きます。
  • 物体が完全に覆われるように、空洞の物(紙コップ等)を上に置くことができます。

7. 維持と観察

  • 安定を維持: 物体が安定しているか常に確認し、必要なら再度ガーゼや包帯を調整します。
  • 患者の観察: 患者の意識や呼吸状態を観察し、必要に応じて応急処置を続けます。

以上が刺さった物体に対処するための手順です。状況により、すぐに医療機関に引き継ぐことを優先してください。

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