質問内容
〈初発見者〉
住所、氏名、生年月日、職業、電話番号の確認
発見した時刻の確認(何時何分⇒テレビ番組、ラジオ、時計、携帯)
発見した場所の確認(建物の内外、方向、距離、高低差)
発見したとき何をしていたか
火災に気付いた方法(炎、煙、熱気、音、臭気、人声、動物の鳴き声)
その時の燃焼状況(見知した位置、範囲、炎の高さ、煙の色、燃焼物)
発見後の行動(消火、避難、通報、搬出、救助、誘導)
付近に人がいたか(性別、推定年齢、服装、人数)
〈通報者〉
住所、氏名、生年月日、職業、電話番号の確認
発見した時刻の確認(何時何分⇒テレビ番組、ラジオ、時計、携帯)
発見した場所の確認(建物の内外、方向、距離、高低差)
発見したとき何をしていたか
火災に気付いた方法(炎、煙、熱気、音、臭気、人声、動物の鳴き声)
その時の燃焼状況(見知した位置、範囲、炎の高さ、煙の色、燃焼物)
通報に至る経過を確認(聞知位置から通報位置までの経路、所要時間)
通報の方法(通報種別、依頼相手)
その後の行動(消火、避難、通報、搬出、救助、誘導)
付近に人がいたか(性別、推定年齢、服装、人数)
〈喫煙に関する質問報告〉
喫煙の有無
吸った時間(何時何分⇒テレビ番組ラジオ、時計、携帯)
1日に吸う頻度、量(喫煙習慣の把握)
たばこの銘柄
灰皿の置いてある場所
灰皿の詳細について(材質、形状、色等)
灰皿に溜まった吸殻の処理方法
最後に処理をした時間(何時何分⇒テレビ番組、ラジオ、時計、携帯)
その際、灰皿に溜まっていた吸殻の量(本数)
マッチ・ライターの使用状況
〈初期消火者〉
住所、氏名、生年月日、職業、電話番号の確認
発見した時刻の確認(何時何分⇒テレビ番組、ラジオ、時計、携帯)
発見した場所の確認(建物の内外、方向、距離、高低差)
発見したとき何をしていたか
火災に気付いた方法(炎、煙、熱気、音、臭気、人声、動物の鳴き声)
その時の燃焼状況(見知した位置、範囲、炎の高さ、煙の色、燃焼物)
消火活動に至る経過を確認(聞知位置から通報位置までの経路、所要時間)
消火方法(人数、方法、回数、効果の有無)
初期消火後の燃焼状況(見知した位置、範囲、炎の高さ、煙の色、燃焼物)
その後の行動(消火、避難、通報、搬出、救助、誘導)
付近に人がいたか(性別、推定年齢、服装、人数)
〈出火行為者〉
住所、氏名、生年月日、職業、電話番号の確認
火源及び着火物について(平常と対比して聴取する)
構造、設備、種類、型式、形状、容量、材質、位置
使用取扱い状況、経歴、目的、時間、回数、方法
整備、点検、調整、掃除状況(時間、頻度、方法、点検業者名、異常の有無)
故障、修理、破損、構造不完全、腐食状況
購入年月日、購入先、製造元、経過年数
周囲の可燃物との距離
火源の飛散距離、範囲
動物の有無、使用取扱い者の変更等
出火時及びその後の行動について(平常と対比して聴取する)
出火直前までの行動を確認(いつ、どこで、誰と、何をしていたか、何のために)
出火時の行動について(いつ、どこで、誰と、何をしていたか、何のために)
出火後の行動について(いつ、どこで、誰と、何をしていたか、何のために)
出勤、退社、外出時間等の確認(現場を離れた時間)
付近の人の存在(性別、推定年齢、服装、人数)
〈火元責任者〉
住所、氏名、生年月日、職業、電話番号の確認
出火前の状況
建物の構造、階数、延べ面積、設備、物品の状況配置
火気の位置及び管理状況(図面等で確認)
生活状況(家族、同居人等の状況と出勤、退社、外出時間等)
経営状況(従業員等の状況と勤務時間及び勤務体制)
作業、取扱状況(内容⇒具体的作業内容は従業員等に確認)
巡回、点検状況(時間、頻度、方法、点検業者名、異常の有無)
機械器具、設備の故障の有無と修理状況(過去も含む)
機械器具、設備の安全装置等の確認
火気取扱者と使用時間等
建物出入口、開口部の位置とその施錠状況(図面等で確認)
消防設備の状況(査察簿の確認)
建物購入年月日、増築、改築の有無(損害届の際でもよい)
火災保険等の加入状況(会社名、時期、金額)
過去の類似事例の有無
出火時の状況(初発見者、初期消火者、通報者に該当しない場合以下を聴取)
出火時の何をしていたか
火災を見聞知した時刻の確認(何時何分⇒テレビ番組、ラジオ、時計、携帯)
火災を見聞知した場所の確認(建物の内外、方向、距離、高低差)
火災を見聞知した方法(炎、煙、熱気、音、臭気、人声、動物の鳴き声)
その後の行動(消火、避難、通報、搬出、救助、誘導)
追加質問
以下は、質問項目や追加情報を網羅的にまとめたものです。火災の詳細な原因分析や対応策の精度向上に役立つように、各カテゴリごとにさらに掘り下げた質問を含めています。
〈初発見者〉
- 現場の気象状況:
- 発見時の風速、風向きはどうだったか?
- 天候(晴れ、曇り、雨、雪など)による視界や周囲の状況は?
- 音に関する確認:
- 爆発音、破裂音、物が崩れる音などが聞こえたか?
- 火災発生前に何か異常な音を感じたか?
- 視覚に関する確認:
- 炎の色(赤、青、白、黒煙混じりなど)はどうだったか?
- 火災発生時に目撃した具体的な火元の形状や位置は?
- 嗅覚に関する確認:
- 特定の臭気(ガス、油、電気系統の焦げた匂いなど)はあったか?
- 火災発生前に異常な臭いに気づいていたか?
- 付近の物件・人物に関する確認:
- 火災が発生した建物の周囲に、他の建物や設備、特に燃えやすい構造物はあったか?
- 火災発生時に周囲にいた人物の具体的な行動や会話内容を覚えているか?
- 火災発生前の気付き:
- 火災発生前に不審な人物や車両、物の動きがあったか?
〈通報者〉
- 通報の手段と内容:
- 通報時に、消防以外に誰かに連絡を取ったか(家族、近隣住民など)?
- 具体的な通報内容(状況、場所、時間など)を再確認し、その際に通報先に伝えきれなかった情報はあるか?
- 通報時の混乱:
- 通報にあたって他の人々と情報を共有し、協力し合ったか?
- 通報前後に周囲にパニックがあったか、何らかの障害や混乱はあったか?
- 通報時の物理的状況:
- 通報場所から火災現場がどのくらい離れていたか?(具体的な距離や時間)
- 通報中に火災の進行状況が変化したか(炎が拡大、煙の色が変化など)?
〈喫煙に関する質問〉
- 火災直前の行動:
- 喫煙場所周辺に可燃性の物があったか(紙、プラスチック、布など)?
- 喫煙後に火気の管理や灰皿の処理を行わなかった理由があるか?
- 他の喫煙者の状況:
- 火災発生時、他の喫煙者がいた場合、その人物とのやり取りや動向を詳しく覚えているか?
- 火災前の気付き:
- 喫煙中、周囲の状況に異常は感じなかったか(異常な臭い、煙、音など)?
- 灰皿の中に残っていた吸殻が自然発火した可能性は考えられるか?
〈初期消火者〉
- 初期消火の実施環境:
- 消火器の位置を把握していたか?把握していなかった場合、その理由は?
- 初期消火に使用した器具の使用経験はどの程度あったか?
- 消火器の性能や容量に不足は感じたか?(例:消火剤が足りなかった、器具の故障など)
- 他者との協力:
- 初期消火時に他の人がどのように行動したか(消火器を手伝った、避難を手伝ったなど)?
- 協力者がいなかった場合、その理由は何か?
- 周囲の安全確保:
- 初期消火時、周囲の人々の安全をどのように確保したか?
- 消火中、火災の進行に伴い危険を感じたタイミングはあったか?
〈出火行為者〉
- 火気取扱の詳細:
- 火を使う際の手順や注意点を事前に確認していたか?
- 火気の使用前後に異常を感じたことはなかったか?
- 設備や機器の状況:
- 使用した機器や設備に不具合があった場合、その兆候や経緯は?
- 火災発生後、その機器のどの部分が特に損傷していたか(例:配線が焦げた、ガス漏れがあったなど)?
- 可燃物との距離確認:
- 使用していた火気の周囲に可燃物がどの程度近かったか?
- 通常よりも危険な環境(強風、低湿度など)で火気を扱った可能性は?
〈火元責任者〉
- 火災前の予兆:
- 火災発生前に何らかの異常を感じたことはなかったか(電気の異常、ガスの匂い、煙の発生など)?
- 火災発生時、他の責任者や従業員に何か指示を出したか?
- 設備のメンテナンス履歴:
- 消火設備や火災予防設備が定期的にメンテナンスされていたか、その履歴は?
- メンテナンス不足による不具合や異常がなかったか?
- 火災後の対応:
- 火災発生後、責任者として他の従業員や住民をどのように避難・誘導したか?
- 火災保険や補償に関する手続きの詳細は?(保険金申請の進捗状況など)
〈火災現場の追加情報〉
- 火災の物理的進行:
- 火災がどの方向に進行していったか(風向き、建物内の空気の流れなどを考慮)?
- 火災発生後、燃焼速度や炎の高さが急激に変化したか?
- 消防設備の作動状況:
- スプリンクラー、火災警報器、避難経路案内などの設備が作動しなかった場合、その理由や兆候は?
- 消防設備の点検記録や過去の不具合報告があるか?
- 隣接する建物や物品の状況:
- 隣接する建物や敷地内の物品が火災に巻き込まれたか、その際に被害が拡大した理由は?
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