切断指の応急処置と再接着の可能性|事故現場での正しい対応方法

外傷

切断指とは?

切断指(せつだんし)とは、外傷により指が完全もしくは部分的に切断された状態を指します。工場での機械作業や交通事故、スポーツ事故などで発生することが多く、特に工場でのプレス機や切断機による事例が多数を占めています。

  • プレス機に指を挟んで切断
  • 手袋が機械に巻き込まれて指が切断

このような労働災害は誰にでも起こり得る重大事故です。

応急処置の基本

切断指の事故が発生した場合、まずは出血のコントロールが最優先です。

  1. 圧迫止血:清潔なガーゼを傷口にあて、包帯で強く圧迫します。
  2. 冷却:腫れや出血を抑えるために冷やす。
  3. 迅速な搬送:ただちに救急搬送し、専門医の治療を受ける。

※腕や足が切断された場合も同様の処置が必要です。

切断された指の保存方法

再接着の可能性を高めるためには、切断された指の扱い方が非常に重要です。

  • 湿らせた清潔なガーゼやサランラップで包む
  • ビニール袋に入れて密閉
  • そのビニール袋を氷水を入れた容器に入れる

※指そのものを直接氷水に浸さないこと。細胞が破壊され、再接着が不可能になります。

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引用:https://ashwiz07.blogspot.com/2021/04/381763.html

通常の整形外科では指の接合は出来ません。救急隊はその事を理解して病院選定をしてください

再接着が可能となる条件

切断指の再接着には以下の条件が大切です。

  • 事故発生から8時間以内であること
  • 約4℃に保たれていること(冷やしすぎは逆効果)
  • 冬場は水に氷2〜4個、夏場は5〜7個程度で調整

「ただ冷やせばよい」というわけではなく、適切な温度管理が再接着の成否を分けます。

注意点とNG行為

  • 切断部を直接水で洗わない
  • 氷を大量に入れすぎない
  • 指をそのまま氷に触れさせない

救急搬送先では医師が生理食塩水で洗浄するため、現場では「止血と保護」を優先しましょう。

まとめ

切断指の事故は突然起こりますが、正しい処置をすれば再接着できる可能性があります。

  • 圧迫止血と冷却を徹底する
  • 指を正しく保存する(直接氷水に入れない)
  • 8時間以内に医療機関へ搬送する

これらを守ることで、手術による接合の成功率を大きく高めることができます。

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